赤ちゃんの髪の毛が茶色い。栄養不足のせい?

お父さんもお母さんも黒や濃い茶色の髪なのに、赤ちゃんが明るい茶色だったりすると、栄養不足かしら、学校へ行くようになってから茶髪でトラブルに巻き込まれないかしらなどと、心配になりますね。でも、大丈夫です。ほとんどない髪の毛や、びっしり生えた髪の毛や、逆立った髪の毛などと同様に、赤ちゃんの茶色い髪の毛は、普通、3才くらいまでに生え変わります。

赤ちゃんの髪の毛が茶色い原因は、メラニンという色素

生まれた時に黒い毛がびっしり生えていた赤ちゃんが大きくなると明るい茶色になったり、薄い茶色の毛の赤ちゃんが成長すると黒い髪になったりすることはよくあり、実際のところ、赤ちゃんの時の髪の毛と成長してからのそれは、あまり関係がないようです。また、髪の毛の質感は、出生後半年間はよく変化します。

ある小児科医によると、生まれた時に髪の毛や体毛の色が淡い赤ちゃんは多く、一般的に年齢とともに太くなり、色も濃くなるそうです。つまり、多くの場合は、心配がないということです。

たまに、新生児の産毛に白髪が混じることがありますが、パラパラと1本ずつ生えているのなら心配はなく、昔から「福白髪」と呼ばれて、順風満帆な人生が叶えられる印とも言われています。ある箇所だけに束になって白髪が生えているのでしたら、尋常性白斑という病気が考えられるので、皮膚科を受診しましょう。

髪の毛だけ栄養不足ということはないのですが、栄養が心配ならば、トータルな健康のためにも、赤ちゃんの食事、つまり、母乳(粉ミルク)に気をつけましょう。母乳はお母さんの血液から作られるので、お母さんの食事に気をつけて、質のいい母乳をあげるようにしてください。ケーキ、チョコレート、ポテトチップス、インスタントラーメン、天ぷら、肉類、コーヒー、アルコールなどはなるべく避けて、白身魚、野菜、味噌汁などのあっさりした和食がおすすめです。

外国人の場合だと、赤毛の赤ちゃんが成長すると金髪になることもあるそうです。ケンブリッジ大学のホームページに、興味深い科学的説明が出ていました。

髪の毛に色を与えるのはメラニンという色素で、メラニンは、髪の毛だけでなく、ほくろや皮膚にも色を与えます。暗い色を与えるのはユーメラニンと呼ばれ、やや明るい色を与えるのは褐色メラニンと呼ばれています。誰もが、DNAに、さまざまなレベルの二つの色素を作る遺伝子を持っています。

非常に明るいブロンドの人は、この二つのメラニンがあまり作られないのだそうです。細胞が成長すると、遺伝子の働き方が変わり、メラニンを作らなくなったり、多く作るようになったりして、髪の毛の色が変わるのだそうです。

きっと、どんな髪の毛の赤ちゃんも、成長すると、家族の誰かに似た髪の毛になるのでしょうね。

メラニンを作る遺伝子の働きは一定ではない

赤ちゃんの髪の毛は、よく変化します。心配しすぎず、今の可愛らしい記念写真を撮っておきましょう。