白髪とストレスの因果関係ってなに?心も髪もストレスフリー

ストレスは身体の不調として現れることがありますが、頭皮や髪の健康にも影響し、白髪の原因となります。白髪とストレスの因果関係など白髪を増やす原因を知り、白髪予防に役立てましょう。

ストレスによる活性酸素の増加がメラノサイトを破壊する

白髪の原因は、ストレスによってメラノサイトの機能低下が起こるためといわれています。頭皮にあるメラノサイト細胞は髪を黒くするメラニン色素を作っている細胞です。

また、細菌などから身体を守るために必要な活性酸素は増えすぎると健康な細胞まで破壊してしまい、肌トラブルの原因となります。活性酸素は頭皮のメラノサイト細胞を破壊することがあるのです。ストレスは活性酸素を増やす要因の一つになります。

そのため、ストレスがあると活性酸素が増加し、メラノサイト細胞の機能が低下して白髪につながってしまいます。

メラニン色素にはアミノ酸のチロシンも関係している

髪の色に重要なメラニン色素にはユーメラニンとフェオメラニンの二種類があり、髪の色は二つの色素の量のバランスによって決まります。ユーメラニンは主に黒、フェオメラニンは主に黄色の色素で、ユーメラニンの割合が多いと黒髪に見えます。

髪は色のない状態で生まれ、成長の過ほどでメラニン色素が色をつけていますが、白髪はメラニン色素による色づけができない状態です。色がつけられないのはメラニン色素の量が少ないためで、メラノサイト細胞の機能低下のほかにチロシン不足も関係しています。

豆腐やチーズに多いチロシンはメラニン色素の原料となるアミノ酸です。抗ストレス作用もあるチロシンを食事から摂るようにするとよいでしょう。

ストレスによる血液循環の低下も白髪を増やす

ストレス状態では、ホルモンバランスが乱れやすく、交感神経が優位になることで血管が収縮し、血液循環が低下することがあります。

血液は循環することで身体の各細胞に必要な栄養や酸素を届けています。そのため、血行不良では、頭皮や毛根の細胞が必要としている栄養分を送ることができません。アミノ酸のチロシンやミネラルなどが血行不良で不足するとメラニン色素が十分に機能できない状態になります。

また、ビタミンB12はメラノサイト細胞の機能を高め、メラニン色素を増やす働きをもつ栄養素です。頭皮や髪の健康にはさまざまな栄養素が関係しており、ストレスで血行が悪くなると必要な栄養分を細胞に届けられず白髪の原因となってしまいます。

質のよい睡眠をとり、ストレスとうまく付き合う

ストレスが強いと食事や睡眠不足などの生活習慣に影響します。睡眠パターンが崩れるとホルモンバランスの乱れやストレスを高めることにつながり、悪循環が起きてしまうのです。

また、夜10時以降の数時間は髪の傷みなどの修復や再生にとって重要な時間といわれていますので、早めの就寝が重要です。

さらに、ストレスへの対処としてはストレスをゼロにすることを目標とせず、自分に合ったストレスの発散を工夫することを目指しましょう。

考え方のくせなどがストレスを増やすこともありますので一度、振り返ってみませんか? 白髪の予防だけでなく、ストレスに強くなり、心も身体も健康にするためにはしっかり睡眠をとりましょう。

ストレスは髪の色に関係するメラノサイトの機能を低下させ、また、血液循環を悪くさせるため白髪の原因となります。質のよい眠りとともに、ストレスとうまく付き合う方法を身につけて白髪を防ぐようにしましょう。