「白髪と寿命」、この2つに関わりはあるの?

「白髪」は、老化を示す分かりやすい現象です。そのため、「白髪が増えてくる=寿命の終わりに近づいていっている」と思ってしまう人がいるのは、ごく当たり前のことです。ただ、この2つ、本当に関係があるのでしょうか?

白髪が生える=寿命の終わりが近い、は本当か?

結論から言うと「寿命と白髪の間には因果関係はない」と、考えるほうが自然です。

どのような形で「老化」が現れてくるかは個人個人によって差はありますが、シワや白髪が増えたからといって、寿命の残りが少なくなる、というわけではありません。

これはイリノイ大学シカゴ校公衆衛生課易学者のS・シェイ・オルシャンスキー氏によって出された見解であり、現在はこのような考え方が一般的になっています。もしこれが間違っているとすれば、若白毛の人の多くが、40代~50代で死ぬことになってしまいます。

同氏の研究によれば、「ただし、ストレスなどによって白髪やシワといった『外見上の老い』が現れる確率は増加する」という結果が出ているとのこと。

白髪の予防と寿命の延長、両方に効果的なのは?

ただ、「白髪と寿命に因果関係はない」と言っても、白髪を減らしていつまでも若々しい外見と健康的な身体にしたいというのは誰もが望むもの。

そこでここでは、白髪を予防しつつ長生きするために有効な方法を紹介します。

運動

運動は血行を促進させ、ストレスを減らし、成長ホルモンの分泌を促すという効果があります。高血圧や糖尿病を防いぎつつ、頭皮に十分な栄養をいきわたらせることもできます。それにより髪の毛の老化を防げるので、白髪予防だけでなく薄毛にも有効です。

白髪予防に最適な運動というのは特にきまりはありませんが、いきなり激しい運動をするとなると継続するのが大変になってしまいます。できるだけ徒歩移動を心がけたり、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使ったりして、少しでも体を使うようにしましょう。

食事

規則正しく、腹八分目で、かつ野菜の多い食生活は寿命を延ばす上で欠かすことのできないものです。また、髪の毛を黒くする成分であるメラノサイトに栄養を供給するという意味でも食事はとても大切なのです。

ヒジキや昆布、海苔といった海藻類にはヨードというメラノサイトを活性化させる栄養素が含まれています。サラダや味噌汁に加えて積極的にとるようにしてみてください。また、納豆や豆腐、バナナに含まれているチロシンも白髪予防にはピッタリです。栄養バランスを考えながら毎日の食事にとりいれてみてください。

睡眠

良質な睡眠というのは疲労をとり、ストレスを軽減させます。上では「運動によって成長ホルモンの分泌が促される」としましたが、運動以上に分泌量を増やすのが、実は「睡眠」です。適度な長さと快適な眠りは、健康と白髪予防、両方に役立ちます。

白髪と寿命の関係を正しく知って、ライフスタイルを見なおしたいですね!