縮毛矯正した髪をコテで巻いても大丈夫?

サラサラのストレートヘアを手に入れても、時にはクルクルヘアも楽しみたい。デートやパーティーには、女性らしさをアピールしたヘアスタイルで出かけたいですよね。

でも、せっかくの縮毛矯正が取れてしまうのではないかと心配される方もいらっしゃいます。この記事では、縮毛矯正をした後にコテを使用する際の注意点を紹介します。

縮毛矯正とコテとの相性とは?

それでは、縮毛矯正をした後のコテの使い方についてご紹介します。

1.縮毛矯正した髪にコテを使っても大丈夫?

縮毛矯正をして真っ直ぐになった髪に、コテを使うことも可能です。コテを使ったからといって縮毛矯正の効果がなくなってしまったり、薄くなるようなことはありません。そんなに簡単に取れてしまうようなものではないのです。

ただし縮毛矯正をかけていない時と比べると、巻いた部分が取れやすいので工夫は必要です。それに、巻きにくいと感じることと思います。

サロンによっては施術後毛髪内に余計な薬剤成分を残さず完璧に処理してお客様をお返しするサロンもあるため一概には言えませんが、縮毛矯正をしたら、5日間程度はコテは使わない方が良いでしょう。薬事法では72時間(3日)を目安として、次の薬液の使用が可能です。

髪に残ったニオイによる判断も良いでしょう。経験されている方も多いと思いますが、サロンでの施術後自宅でシャンプーとする時、パーマ臭やカラー臭(主にアンモニア臭)がする事がある場合があります。これは毛髪内に残ってしまった薬剤によるものです。ニオイがなくなってから2~3日経つと、薬剤とアイロン熱によるダメージは軽減されてきています。

すぐにコテを使うと、髪を傷めてしまう原因になります。コテやホットカラーの使用は、施術から数日置いてからにしましょう。

コテを使用する際は、必ずヒートプロテクト効果のある洗い流さないトリートメントなどをつけましょう。そして、熱によるダメージを負うリスクがあることに注意してください。

コテを髪の毛に当てる時間をできるだけ短くして、様子を見ながらそれを繰り返すようにすると、傷みを抑えながらキレイに巻くことができます。慣れるまでは大変かもしれませんが、コツを覚えるとスムーズにできるようになります。

2.縮毛矯正にも種類がある

ご存知のように、縮毛矯正と聞くと真っ直ぐのサラサラヘアを想像すると思います。湿気も梅雨もなんのそのと言った、頼もしい技術です。

しかし、なかにはそれが不自然に思える方もいらっしゃるようです。最近は、もっと自然な仕上がりの縮毛矯正もあります。くせが気にならない程度のストレートで、髪の毛に与えるダメージも抑えているようなものも出ているのです。

巻き髪も頻繁に楽しみたいとお考えなら、縮毛矯正も選ぶと良いかもしれません。髪を巻きやすいですし、もちも悪くはないでしょう。

せっかく髪の毛を真っ直ぐにしても、傷みが目立つようでは残念です。日頃のケアはもちろん、髪にストレスを与えないような工夫も必要です。

スタイリング剤を上手に使って!

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